日本人がヨーロッパに旅行する場所は、大体西ヨーロッパがメインの方が多いかも。
しかし、東ヨーロッパにも魅力がたくさん!今回は、ヨーロッパ文明が生まれた地、ギリシャの紹介をします。長い歴史と豊かな文化の国は、どんな国なんだろう?
試練を乗り越えてきたからこその楽観主義
2009年〜2018年に、ギリシャは財政破綻の危機に見舞われました。
原因は、脱税や、高い政府債務によるもの。しかし、ギリシャ人の様子を観察してみると、近年まで苦しい思いをしてきたようには全く見えないのです。皆活き活きしていて、楽しそう。
経済破綻ギリギリまで追い込められるほど辛いことがあったのに、どうしてこんなに楽しそうなのか?
私は、古代ギリシャ哲学が国民にポジティブな影響を与え続けていると考えています。
みなさんも想像がつくと思いますが、古代ギリシャ哲学では…
「人生とは!」「生きる意味ってなんだろね?」
といった感じで(絶対こんな話し方じゃない)、人生や自分自身の存在について深く考えられています。
だからこそ、ギリシャ人は、複雑な疑問に対しても、倫理的な思考で冷静に対処する能力があると考えられます。
また、楽観主義である理由は、こんなところにも。
太陽がうつ病の特効薬
ギリシャはとにかく晴れの日が多いです。
国民は太陽の光を浴びることで、ビタミンDの生成が促され、うつ病の予防になっているそうです。
この天気がずっと続いていたら、雨の日も、曇りの日も全部忘れられそう!
この天気と綺麗な海岸線を眺めながら生活すれば、幸福感をたくさん得られるだろうな。
洗濯物一瞬で乾きそう。
豊かな歴史が愛国心を高める
ギリシャの歴史。
今や世界中で学問として取り扱われている、古代ギリシャ哲学、1896年から今まで続くスポーツの祭典:オリンピックの発祥地、オリンポス神殿などの数多く残る遺跡など、この豊かな歴史が、ギリシャ人としてのアイデンティティを支えています。
それこそフランスやイタリアなど、自分たちの文化や国民を守るために戦ってきた国民の愛国心はとても強いことがわかりますよね。
(ちなみに、フランスとイタリアの国家歌えます。なんでやねん。)
ギリシャ人にも同じことが言えるでしょう。
経済破綻間近まで行くも、国を守るために再建し、現在では順調に回復をしています。
私が旅が大好きな理由、それは、その国の国民性が垣間見えるからです。
困難に直面してきた人間は、これまでより人間臭く、地を張ってでも自分を向上させようとします。
情報でありふれているこの世の中、自分のアイデンティティを見失っていませんか?
人生、マジで一度きり。
「ここ行きたいな、でも時間ないし。」「これ食べてみたいな、ちょっと遠いからやめよう」
スマホで画像を見たり、動画を見たりする間接体験は理想を膨らませるだけだと思っています。
自分の目で確かめ、その土地の風を感じ、新しい人に会うからこそ、旅は楽しい。
一度、自分の存在というものを、ここギリシャで確かめてみませんか?
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コメント一覧 (1件)
行って見たくなりました!記事どんどん書いてください。楽しみです!