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【Interview #1 オースティン留学】 「もう誰も追いかけない」アメリカで知る挑戦の意味

2025 2/18
広告
USA
2024年9月26日2025年2月18日


Ai Ito (23)

高校2年生でアメリカ/テキサス州 オースティンへ留学。パンデミックを経て、オースティンへ戻り、現地の大学へ進学する。

日本ではなく、第二の故郷 オースティンで気づいた、ほんとうの居心地の良さとは。


Q. オースティンの好きなところは?

違う自分でいる事を応援してくれるところかな。

バスに乗っている時とか、街を歩いているときとか、「今日のスタイル素敵!」って言ってくれるの。

見た目や身につけているもの、自分が「好き」と思って誇りに思っていることを、全然知らない人が素直に褒めてくれることがある。日本では、それを友達が言ってくれるイメージなんだけど、アメリカでは、コーヒーショップの店員さんでさえ言ってくれるの。

自分がコンプレックスに思っていることさえも、それを個性として受け入れ、褒めてくれるから、ここの人たちは美のスタンダードに縛られていない。「そのままでいてほしい!」ってお願いされているみたいだよ。笑

@Photo by Sara

Q. 高校の時にオースティンに留学に来ていたけど、どうしてまた同じ場所に戻ってこようと思ったの?

日本ではなく、こっちでちゃんと暮らしてみたかったから。

そういえば、高校の時の留学最終日に、わたし大号泣したんだよね。笑 

また日本の社会にトラップされると思ったの。

ー 日本にトラップされるというと?

日本人は、良い意味でも、悪い意味でも、ベースが似ているから比べやすい。黒髪で、背丈も似ていて、常に集団の中にずっと混ざっている感じ。自分という存在が特別だ、ということが感じにくかった。

高校を卒業後、テキサスの大学に入学できると予定だったのに、まさかのパンデミックで2年間日本にとどまることになって、正直アメリカの大学に入学することを諦めようと思ったこともあったの。

でも、ここで諦めて日本の大学に入ったら、きっと皆をずっと追いかけることになる。

本当は、他人と比べず自分のペースでいいのに、「皆に追いつかなきゃ」って気持ちになってしまっていた。

だから、一旦皆と違う道を歩んだ方が、もうこれ以上皆と比べなくて済むと思ったの。

Q. 留学に来ていると、やっぱりしんどいって思うことがあると思うけど、どういう風にマインドチェンジしているの?

日本の音楽を聴いて、散歩して、アイスを食べる!!笑

日本の音楽を聴くと、自分はアメリカに来ているって改めて実感することができるの。

@Photo by Sara

音楽ってその時の記憶を思い出させるでしょ。

あえて日本語の曲を聞くと、「今、私は全く違う土地で、全く新しい事に挑戦できているんだ」って思い直すことができる。

私は挑戦者だから、ここに元々暮らしている皆と違うのは当たり前だし、わからないことがあると悔しくなるのも当然。でも、それを経験しに、わざわざ日本から来ているんだって思い出すことができるんだ。

Q.  高校2年の時と、大学生になった今と、それぞれの年齢で学んだことは何かある?

高校生の時は、英語が完璧じゃないとダメと思っていたけど、今はもう間違うことを恐れていないということかな。

逆に、完璧に英語を話せないことがチャーミングだと思う!

今は「自分日本人です!英語間違えます!」ぐらいの気持ちでいってる。笑

@Photo by Sara

Q. 誰もが自分の中でステレオタイプってあると思うけど、こっちに来て変わった価値観とかある?

実はアメリカ人もものすごく繊細ということ。

偏見かもしれないけれど、アメリカ人は大雑把な人が多いと思っていた。

アメリカは離婚率40%以上だからか、特にZ世代の子達は片親の子が多いんだ。だからか、すごく繊細な心を持っている子が多くて、人の心を読もうとしてくれる子がたくさんいるの。それぞれの悩みがあって、心の弱さを隠している子もいる。でも、それを逆にファッションやメイクで表現している子もいるよ。

ー ファッションで心の弱さを隠しているってこと?

うん。ユニークなファッションをしている友達に、ファッションスタイルの理由を聞いた事があるの。

そしたら、親に言ってもどうしようもならない悩みや悲しさを、ファッションやメイクで解放させているって言っていた。自分が強く、もっと特別になれる気がするって。タトゥーをたくさん入れている子も、人と違う何かが欲しかったからタトゥーを入れたって。切ない気持ちになったな。

そうそう、私のクラスに、パンクなファッションで、唇グリーンの子がいるんだけど、やっぱ見た目からか、すごく強そうに見えるんだよね。強そうで近寄りがたいんだけど、実はすっごく優しかったんだ。

見た目と性格のギャップがある子が多いのも、アメリカの魅力かも!

@Photo by Sara

Q 最後に、大事にしている言葉は何かある?

「起こる事すべてに理由がある」

私は無宗教だけど、神様は信じていて、人生で起こる嬉しいことにも、悲しくて苦しいことにも、必ず意味があると思っている。

特に辛いことがあったとき、神様はこれから何を教えようとしているのだろうと考えるようにしているよ。

その時に答えは見つからなくても、時が経った時に気づくことができたりするの。

この出来事があったから、あれが起こったんだ!とかね。

起こった瞬間は意味が理解できなくても、未来の自分がいつか、理解して納得してくれるって信じているよ。

 

 

USA
America Articles Interview

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THE EDITOR

Sara Sara

2001年11月9日生まれ。愛知県出身。
旅と人とビールが好き。

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